811SHと810SH
シャープが開発したミッドレンジ向けの折りたたみ型端末「811SH」と「810SH」は、発表されたスペックがほぼ同じだったことからも分かるとおり、ベースとなる機能が共通化された双子の端末です。811SHは男性を、810SHは女性をターゲットにそれぞれ異なる味付けをしているそうです。
両機種とも480×640ピクセル(VGA)という、従来のQVGAの4倍の解像度を持つ2.4インチのモバイルASV液晶を採用しているほか、背面には2行全角6文字(26×72ピクセル)表示が可能なモノクロ液晶を搭載しています。しかしデザインが大きく異なるため、並べて置いても同じものには見えませんね。
カメラは有効200万画素のCMOSタイプとなっており、大きく引き伸ばして印刷するのでなければ十分な解像感が得られるようです。外部メモリはminiSDからmicroSDに変わっていますが、64Mバイト版のmicroSDが試供品として同梱されるので、端末購入時に急いで買う必要はありません。裏面にはFeliCaを搭載し、モバイルSuicaにも対応予定です。
なおハイエンドの「910SH」は国内専用モデルですが、811SHと810SHはW-CDMAとGSMの3バンド(1900/1800/900MHz)に対応しており、海外でもそのまま利用できます。
ちなみに、911SHの新AQUOSケータイはワンセグには魅力を感じますが、液晶がQVGAで国際ローミングも付いていません。この二点がクリアーなら、まよわず911SHを購入したいと思っているのですが。。。